新米プロマネのテクテク日記

30代SIerがWeb業界を目指した新米プロダクトマネージャのチラシ裏

1時間で覚えるマネジメント用語集(アジャイル・スクラム)

Web業界ではSIのウォーターフォールとは違い、アジャイルスクラム開発が主であるため、用語を理解したいと思います。

 

私も勉強しながらの理解の為、解釈が誤っていたり、こんな用語も知りたいという話があればFB頂けると幸いです(^^)

 

 

 

アジャイル開発のメリット

・早い(スピード)・・・ビジネスで必要な時に必要なサービスを提供できる

・変化に強い

・少しずつ成果が見えてくる。

・スプリント単位で開発を行うため、プロジェクトの方向転換が効く

 

スプリント

アジャイルでは1~4週の期間を区切って開発を繰り返し実施する。

その反復単位の事をスプリントと呼ぶ。

 
スプリントプランニング

スプリントバックログの選定と見積もりを実施し、スプリントバックログを決定する。

 

デイリースクラム

朝会の事。10分程度で実施し、1人ずつ「昨日やったこと」「今日やること」「進捗の妨げとなっていること」を報告する。

 

スプリントレビュー

関係者を集めて、デモンストレーションを行う。バックログの項目が動いていることがポイント。

 

レトロスペクティブ

スプリントの最終で実施する振り返り会の事

 

インクリメント

スプリントの成果。これまでのスプリントで完了した製品機能の一覧。

定義として、インクリメントは「出荷判断可能ソフトウェア」となっている必要がある。

 

プロダクトバックログ

プロダクトが開発するべき機能の一覧

顧客のわかる言葉で記載されている必要がある(ユーザーストーリー)

プロダクトオーナーによって順位付けされて並んでいることが重要。

 

スプリントバックログ

プロダクトバックログから抜き出されたスプリントによって開発される機能リスト

 

 

プロダクトオーナーの役割

開発において行う投資の対する効果(利益÷投資額×100%=ROI)を最大にすることに責任を持つ役割。

チームに最も価値の高いソフトウェアを開発してもらうために、必要な機能の定義とバックログからの対応する順位付けを実施する。

プロダクトのビジョンを示すこと。

 

ユーザーストーリー

ユーザの言葉で書かれた機能の説明であり、要件定義書のようなもの

完璧な仕様ではなく会話のきかっけとして使う。 

どんなユーザ、どんな価値や目的で、どんな機能が欲しいかを記載する。

 

ストーリーポイント

肌感で決めた案件の重み付け例えばある案件のストーリーポイントを5と設定する。それから相対的にポイントをつけて優先順位を考える際に利用する指標

 

ケプト

スプリントの振り返り会のこと。「KeepProblemTry」で構成され、良かったこと(今後も続けること)・悪かったこと(今後はやめること)・次に挑戦することをホワイトボードと付箋を使ってKPを出して、Tryを考えるプラクティスのこと。

 

イシューリスト

課題のこと

 

リファインメント

タスクの棚卸しのこと

ユーザーストーリーを元にプロダクトバックログの優先順位を決める。

 

エクストリームプログラミング

1990年代後半にケント・ベックらによって考案したアジャイルソフトウェアの開発手法

ペアプログラミングや反復などの手法がある。

 

ラクティス

やり方のこと 

 

バーンダウンチャート

ストーリーポイントの残数をウォッチする管理手法のこと。右肩下がりになって、残ストーリーポイントが0になったら完了

 

バーンアップチャート

バーンダウンチャートの逆となる管理手法。ストーリーポイントの残数は右肩上がりにして、見積りが変わった場合も対応できるチャート。